この研究室では、ダイヤモンドを含むシリコン系半導体と有機半導体の電子物性の研究を行っています。パソコン、太陽電池、携帯電話、液晶テレビ等、生活必需品で重要な役割を担う電子デバイス材料はほとんどがシリコン(ケイ素)半導体です。生命分子の信号を電気信号として受信する場合、生命分子とシリコン半導体の結合は欠かせない研究課題です。私の研究室では、このシリコン半導体と次世代半導体材料として期待されるダイヤモンドと有機半導体の電子物性の研究を行っています。
アモルファス水素化シリコンの電子の流れは乱れた構造をフラクタルを用いてモデル化し、そこを電子が移動するとして理解できることを示すことができた。
アモルファス水素化シリコンの発光は水素を含まないナノシリコン領域で発光するとして理解できることを示すことができた。